JPCERT/CCは6月11日、Adobe Flash Playerに脆弱性(APSB14-16)があるとして注意を呼びかけている。発表によると、Adobe Flash Playerには、複数の脆弱性があり、遠隔の第三者は、これらの脆弱性を使用する細工したコンテンツをユーザに開かせることで、任意のコードを実行させる可能性があるという。
対象となる製品とバージョンは、Adobe Flash Player13.0.0.214およびそれ以前 (Internet Explorer、Google Chromeなど)。
対策として、Adobe Flash PlayerをAdobe Flash Player14.0.0.125 (Internet Explorer、Google Chromeなど)の最新のバージョンに更新することを推奨している。
なお、Windows 8用Internet Explorer 10、Windows 8.1用Internet Explorer 11およびGoogle Chromeは、標準でAdobe Flash Playerが同梱されている。
Windows 8用Internet Explorer 10およびWindows 8.1用Internet Explorer 11は、Windows Updateなどで最新のAdobe Flash Playerが更新プログラムとして提供される。
また、Google Chromeは、Google Chromeのアップデート時に、Adobe Flash Playerが更新される。