京王電鉄は6月11日、京王線および井の頭線の列車内において公衆無線LANサービスを開始するとともに、全車両でのサービス提供に向け通信環境の整備を進めると発表した。サービスは6月16日より、順次提供される。

整備対象は、同社が保有するすべての車両である京王線698両、井の頭線145両。井の頭線は2014年度内に整備が完了する予定だ。

両線の列車内で利用できる公衆無線LANサービスは、KDDIの「au Wi-Fi SPOT」とワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300」で、利用可能な車両にはステッカーが貼付されている。利用にあたっては、各サービスの契約が必要になる。

線LANが利用可能な京王線・井の頭線の車両に貼付される車内ステッカー

今後サービス拡大に向け、各サービス提供事業者と交渉を進めていく予定。