LINEは6月11日、ユーザーが制作したスタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」開始1ヶ月間の販売実績を発表した。これによると、スタンプの販売総額は1億5000万円を突破。販売額上位10位までの平均販売額は470万円で、販売額1万円以上のスタンプは、全体の61.7%を占める結果となった。

LINE Creators Marketのサイト

LINE Creators Marketでのスタンプ登録の受付は4月17日から開始した。審査が完了したスタンプの販売は5月8日より実施され、今回発表したスタンプ販売実績は、販売開始から6月7日までの1ヶ月間のデータとなる。

LINEの発表によると、対象期間内に販売開始したスタンプ総数は1200セットで、購入されたスタンプ総数は170万セットであったという。クリエイターズマーケット全体の販売総額は1億5000万円を突破した。

販売金額順ごとにその平均金額をみると、10位までが470万円を記録。以下、30位までは260万円、100位までは120万円、200位までは70万円となった。また、スタンプ1セットあたりの販売額比率では、販売中のスタンプ総数のうち61.7%が1万円以上販売していたことが分かった。

販売金額上位の平均販売額・1セットあたりの販売額比率

なお、6月7日時点での登録クリエイター数は8万人で、登録スタンプ数は1万2000セット。実際に販売されたスタンプがユーザー間で使用された回数は8100万回以上であり、クリエイターの作品が多くのユーザーの目に触れる結果となった。

クリエイター登録数・スタンプ登録数