NTTドコモは6月10日、米Tesla Motorsが2014年夏以降に日本国内で納車する電気自動車「モデルS」にM2Mプラットフォームおよびデータ通信回線を提供すると発表した。

モデルSの外観(左)、モデルS 標準装備カーナビゲーション(右)

モデルSは大型17インチディスプレイを搭載。高解像度地図のカーナビゲーションやオンラインミュージックのストリーミングラジオなどの車向け情報通信サービスを利用でき、その通信をドコモがサポートする。

ドコモは、M2Mの通信事業者として選ばれた理由として通信ネットワークの広さや高層ビル群や山間部での通信の安定性、法人サポートの充実が評価されたためと説明している。また、M2Mプラットフォームが国内外の通信回線の一元管理が可能であることも評価されたという。

なお、ドコモは今後も車と通信が融合したITS・テレマティクス分野のビジネスのサポートを積極的に取り組むとしている。