CIJは6月10日、20歳以上のビジネスパーソンを対象に実施した「企業が抱える情報漏えいリスクに関する意識調査」をもとにしたレポートを公開した。同調査は2014年5月2日~8日に行われ、有効回答数は2000となっている。

レポートによると、"炎上"のリスクをはらむSNS個人アカウントでの投稿内容に関して、約1割の人が「立場を隠して自社肯定の投稿をしても問題ない」と答えている。

SNSの個人アカウントに投稿して"問題ない"と思うもの(発表資料より)

個人所有端末の業務利用については、75.1%の人がPCを個人所有しており、そのうち33%の人が個人のPCを資料作成やメールのやりとりなどの業務に利用している。スマートフォンの所有率は55.5%で業務利用率は43.4%となっている。

個人所有のPCをどの程度仕事で利用するか(発表資料より)

また、業務のメールをやりとりする個人PCのOSとして、33.6%の人がWindows XPを利用している。

個人利用しているパソコンのOS 複数回答(発表資料より)

職場での情報漏えいリスク管理については、42.5%の職場で、個人端末に内部資料を保存することが禁止されている。

レポートの詳細は同社のWebサイトから閲覧できる。