JR東日本は6月10日、メンテナンス部門や建設部門にタブレット端末を導入したことを発表した。

同社はこれまで、輸送障害時の迅速な対応や利用者への案内などのサービス向上を目的として、主要駅や乗務員にタブレット端末を配備してきた。このほどメンテナンス部門や建設部門にタブレット端末を導入し、駅への導入範囲も拡大したという。

導入した端末はiPad Air / iPad mini Retinaディスプレイモデルで、新規導入数は約1万4000台。端末の配備は5月末に完了し、これまでに配備した端末とあわせると2万2000台になるとしている。

これらの端末は各種図面・マニュアル・規程などの最新資料の確認や、現地の状況を画像と音声で共有することによる現地・事務所間の連携強化、輸送障害時の情報共有の強化などに用いられる。

タブレット端末の活用イメージ