サイバーエージェント・ベンチャーズは6月10日、カブクに出資したことを発表した。
カブクは個人向け3Dプリントマーケットプレイス「rinkak」の運営および企業向けデジタル製造ソリューションの提供を行う企業。「rinkak」では、クリエイターが3Dデータをアップロードするだけで、プラスチック、陶器、金属、ラバーなどさまざまな素材のプロダクトを製造・販売できる。プロダクトは発注ごとにオンデマンドで製造する仕組みで、クリエイターは在庫を持つ必要がなく、プロダクト1個から販売が行える。
同社は今回の資金調達で経営基盤の強化をはかると共に、人材の拡充、サービス機能の増強やグローバル版サービスのリリースを行うとしており、サイバーエージェント・ベンチャーズをリードインベスターとして、ニッセイ・キャピタル、フジ・スタートアップ・ベンチャーズから総額約2億円の資金調達を行った。
またサイバーエージェント・ベンチャーズは、資金提供だけでなく、人材採用支援や事業開発支援などを通してサービス価値の向上をサポートしていくという。