Beat Communication(以下、ビートコミュニケーション)は、同社が提供するクラウド型社内SNS「Connect」をソフィアが導入したことを発表した。
ソフィア 事業開発部門 近田氏 |
ソフィアは、コミュニケーションコンサルティング事業やメディア&コンテンツ事業などを手がける企業。コミュニケーションコンサルティングにおいては、社内SNSの導入/運用から研修/ワークショップの設計までをワンストップで提供しており、顧客には大手企業が多いという。
今回ソフィアがConnectを導入したのは、インターン生とのコミュニケーション強化が目的。「出社が週に2、3回のインターン生は、社員と交流する時間が限られるうえ、メンターおよび一部の社員としか関わりがない」(ソフィア 事業開発部門 近田氏)という課題があり、業務理解を深めてもらうためにコミュニケーションを増やす必要性を感じていたという。
導入効果について近田氏は、「インターン生が好きなときにどこからでも投稿できるようになり、それに対して社員がすぐにコメントすることで、コミュニケーションが時間や場所に縛られなくなった」とコメント。さらに、「多くの社員が関わることで、社員一人一人のインターン生をサポートする負荷が軽減され、解決できない疑問を一人で抱え込むということもなくなった」と、社員側にもメリットがあったことを説明している。
また、「Connectでは、『いいね!』や『がんばれ』、『その調子』と言った何気ないやり取りもできるため、自然と交流が深まった」と言い、改まった形式のコミュニケーションになりがちなメールでは得られない効果もあったという。
導入後のインターン生の変化について近田氏は、「導入前は、業務の話題が中心だったが、Connectを導入したことにより、進路や働くことについて語る機会も増え、メンターやトレーナー以外の社員も話題に加わり気軽に話しかけるようになった」と振り返っている。
なお、ビートコミュニケーションは、2003年よりソリューションを展開している社内SNSのパイオニア的企業。2013年の市場調査でシェア1位を獲得している。今回ソフィアが導入したクラウド型社内SNS「Connect」のほか、オンプレミス型の社内SNS「Beat Shuffle」などを提供している。
Connectは、フリーミアム型のサービスで、30ユーザーまで利用可能な無料プラン「スタンダード」と、ユーザー無制限で1人あたり1GBのファイルアップロード容量を備え、各種のユーザー管理機能も利用できる有償プラン「ビジネス」(1ユーザーあたり月額200円)の2つの料金プランが用意されている。