日立製作所は6月6日、製品のアフターサービスを管理するSaaS型の製造業向けライフサイクル支援サービス「Global e-Service on TWX-21」の新機能として、企業向けSNS「Global e-Service on TWX-21/Business SNS(Business SNS)」を開発し、10日から予約販売を開始すると発表した。これにより、グローバルでの情報共有と戦略的な情報活用が可能となる。
Business SNSは、セールスフォース・ドットコムのSNS基盤と日立の「Global e-Service on TWX-21/グローバル電子書庫(グローバル電子書庫)」を連携させたもの。セキュリティなどを強化した、企業向けのデータ・情報共有基盤となる。
SNSの投稿記事やグローバル電子書庫に蓄積したドキュメントデータの閲覧範囲を、企業・組織や製品カテゴリーなどの単位で柔軟かつ容易に設定できる「階層型管理構造」を採用している。これにより、所属が異なる関係者間であっても、効率的かつ安全なデータ・情報共有と活発な意見交換を実現するという。
同サービスの提供開始時期は、10月を予定しており、価格は個別での見積りが必要となる。