マイクロソフトは6月6日、6月11日に公開される「6月のセキュリティ情報」を事前に発表した。今月のセキュリティ情報は、深刻度が緊急の情報が2件、重要が5件となった。

マイクロソフト「6月のセキュリティ情報」

緊急のセキュリティ情報2件はいずれも「リモートでコードが実行される」もので再起動をする必要がある。影響を受ける製品は、一方がWindows/Internet Explorer、他方がWindows/Microsoft Office/Microsoft Lyncとなっている。

重要の5件は、リモートコードが実行されるもの(対象:Microsoft Office)、情報漏洩に関するもの2件(対象:Windows/Lyncサーバ)、サービス拒否に関するもの(対象:Windows)、改竄に関するもの(対象:Windows)となっている。

今回公開された情報は11日に「6月のセキュリティ情報の概要」に置き換わる。通常、マイクロソフトのセキュリティ情報には「 MSyy-xxx」という形式で識別番号が振られるが、事前通知では、この番号は公開されていない。