サイボウズは6月5日、ビジネスクラウド基盤「cybozu.com」が国立情報学研究所が運営する学術認証フェデレーション(学認:GakuNin)に対応したと発表した。
学認とは、学術 e-リソース(教育コンテンツ、電子ジャーナルなど)を利用する大学、学術 e-リソースを提供する機関・出版社などから構成された連合体。各機関はフェデレーションが定めたポリシーを信頼しあうことで、相互に認証連携を実現することを可能としている。
今回、学認が採用するShibboleth 認証は、cybozu.comが採用する認証プロトコルであるSAML 2.0を利用しており認証連携が実現した。
連携により、学内の認証システム(IdP)にログインするだけで学内システムや商用のサービスなど学認に対応したサービスと「cybozu.com」のSSOが可能となり、学内のIDでcybozu.comを利用できるようになる。
cybozu.comと学認を連携するための設定手順は、Webサイト上で公開されている。