PlayCanvasは6月4日(英国時間)、「PlayCanvas goes open source」において「PalyCanvas Engine」をMITライセンスのもとでオープンソースソフトウェアとして公開すると伝えた。すべてのソースコードは「playcanvas/engine · GitHub」において取得可能。

PlayCanvasはAppleがSafariおよびiOS8でWebGLのサポートを発表したことなどを含め、PlayCanvas Engineをオープンソースソフトウェアとして公開すべきタイミングがきたと説明している。

「PlayCanvas」はJavaScriptで開発されたビデオゲームエンジン。グラフィック処理、物理シミュレーション、アニメーション、オーディオ機能、ゲームパッドやタッチスクリーン・キーボード・マウスなどの入力デバイス処理、コンポーネントシステムなどを備えており、シンプルかつ開発効率が高いという特徴を備えている。

AppleがSafariおよびiOSにおいてWebGLのサポートを発表したことで、IE、Firefox、Google Chrome、Safariといった主要なWebブラウザおよび高いシェアを持つスマートフォンやタブレットデバイスでPlayCanvas Engineが動作可能になる。