タブレット端末向け手書き日本語入力環境「mazec」を開発・提供するMetaMoJiは、今秋にリリースが予定される次期iOSの機能拡張により、サードパーティ製のキーボードへの対応が可能になることを受け、mazecをiOSのIME(Input Method Editor=文字入力を補助する変換プログラム)として提供する意向を正式に表明した。
MetaMoJiは、日本語入力システム「ATOK」を開発・販売するジャストシステムの創業者である浮川和宣氏・初子氏が、同社を離れてから設立。iOS/Android向けの手書きノートアプリ「NoteAnytime」や「7notes」を提供する他、Android向けにはすでに単体のIME『mazec3』を提供中だ。
同社では現在、開発情報を調査中とのことで、詳細の発表にはまだ時間がかかりそうだ。Appleでは発表同日より、開発者を対象としたiOS Developer Programメンバー向けにiOS 8ベータ版とSDK(ソフトウェア開発キット)の提供を開始している。