トライベック・ストラテジーは6月3日、全国47都道府県の公式Webサイトを対象に「好かれるWebサイト」のランキングを発表した。
同ランキングは、顧客ロイヤリティやブランドロイヤリティを可視化できる指標「ウェブロイヤリティスコア(WLS)」をもとに各都道府県のWebサイトを順位付けしたもの。調査は20~69歳の1548人を対象として4月18日~19日に行われた。
発表によると、47都道府県中、最も好かれるWebサイトは沖縄県で、9項目の質問のうち8項目で1位を獲得している。同社は「沖縄県の持つ溌剌としたブランドイメージをオウンドメディア上で強く表現できたことが評価につながった」と分析している。
以下、2位・静岡県、3位・茨城県、4位・長野県と続き、最下位は岐阜県となっている。また、東京都は40位、大阪府は38位となっている。
全体として、評価の高かった都道府県のWebサイトは、「写真・イラストが印象に残る」「親しみやすい」「○○県らしさが出ている」「見やすい」「観光情報が充実している」「新しい発見がある」「目的の情報にアクセスしやすい」といったコメントが共通して多く寄せられている。
反対に評価が低かった都道府県のWebサイトは、「特徴がない」「お役所的」「魅力が伝わらない」「ごちゃごちゃしている」「文字が多い」「情報を探しづらい」などのコメントが多かった。