パラゴンソフトウェアは6月4日、物理環境から仮想環境への移行を実現するソフトウェア「Go Virtual(ゴーバーチャル)」を、6月4日より期間限定で無償配布すると発表した。

「Paragon Go Virtual」

本製品は、稼働中のWindows OSを物理環境、仮想環境を問わずに仮想環境へマイグレーションを可能にする環境移行ツール。P2V((Physical Machine:物理マシン)で稼働しているシステムを仮想マシンへ移行することに加え、仮想ハードディスクに含まれるOSを起動可能に調整する「P2Vアジャスト」や「物理ディスク」を仮想ハードディスクへコピー、製品のバックアップイメージから仮想ディスクを作成可能。また、操作も、ウィザードに沿って進むだけで簡単に行える。

サポート期限の終了した「Windows XP」を「Go Virtual」で仮想ハードディスクへ変換し、「Windows 7」や「Windows 8」上の仮想環境で使用することもできる。

「仮想ハードディスクの作成ウィザード」(左)

「仮想ハードディスクの作成ウィザード」(右)

なお、無償配布の期間は、9月15日までの約3カ月間を予定しており、製品の使用には、同社への登録が必要。登録後に製品の使用に必要なライセンスキーがメールで送付される。また、無償配布(フリーウェア)へのサポートは提供されない。