日本科学未来館では、「トイレ」をオープンに語り合う企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」を開催する。開催期間は2014年7月2日~10月5日(火曜休館、ただし、祝日と夏休み期間中は開館)、開場時間は10:00~17:00(8月13日~17日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)。会場は日本科学未来館1階 企画展示ゾーンa。入場料は大人1,200円、18歳以下600円(土曜は18歳以下500円)。

展覧会のメインビジュアル

同展は、日常生活から地球環境まで、あらゆる面で人々の「生きること」に関わるトイレをテーマとしたもの。赤ちゃんからお年寄りまで各世代が抱える排せつ問題、そして2100年には人口が100億人を突破するという予測から、世界のトイレ事情や問題などを見直し、人々にとっての「幸せなトイレ」のあり方をオープンに語り合うという内容だ。

また、展示会場は8つのエリアにわかれ、オリジナルキャラクター「トイレの助」たちのナビゲートのもと、人間のうんちの匂いや形など日常の話、下水処理や地球環境の問題などをさまざまなスケール感でつくられた空間にて学ぶことができる。放送作家・鈴木おさむ氏プロデュースによるエンターテインメント要素満載のプロローグ「もしもトイレがしゃべれたら展」やエピローグ「そしてトイレは歌いだす」、巨大なトイレのすべり台を滑りながら下水道を旅できる「エリア3 うんちはどこへ行くんだろう?」など、エンターテインメント要素もあり、子どもから大人まで年齢を問わず、楽しめる構成になっている。

なお、同展のプロローグ・エピローグをプロデュースした鈴木おさむ氏は、1972年千葉県出身の放送作家。19歳で放送作家デビューののち、フジテレビ「SMAP×SMAP」など人気番組の構成のほか、映画や舞台の脚本などを手がける。経済産業省のCOOL JAPAN×TGC新プロジェクト「TOKYO GIRLS TOWN」では、プロデューサーとして日本のガールズカルチャーを海外に紹介している。