マンダムは6月3日、スーパークールビズシーズンを前に実施した、オフィスでの身だしなみとニオイに関する意識調査の結果を発表した。同調査は、東京と大阪で働く25歳から49歳の男女1,117名(男性567名、女性550名)を対象に、インターネットリサーチで5月に行われたもの。  

クールビズシーズンの職場で気になることについては、上から「汗をかくこと(67.2%)」「ニオイ(体臭)(58.8%)」「汗染みができること(44.1%)」となり、「汗」と「ニオイ」は「服の選び方(23.5%)」の2倍以上関心を集めていることがわかった。

クールビズのシーズンに気になることについて 資料:マンダム

職場の身だしなみで「どうにかして欲しいこと」は、1位が「体臭60.4%」、2位が「口臭」と、こちらも職場におけるニオイ問題の大きさが浮き彫りになった。男女別では、1位の「ニオイ(体臭)」は男性が52.0%であるのに対し、女性は69.1%と、ニオイに対する評価が厳しいことがわかった。

さらに、ニオイ(体臭)が気になって仕事に集中できないことがあるかを聞いたところ、58.9%の人が、「ニオイ(体臭)」が業務に支障を来たした経験がありと回答した。しかし、93.1%が、「相手が傷つきそうだから」という理由で「ニオイ(体臭)は指摘しにくい」と回答している。

ビジネスシーンにおいて初対面の相手に対し、「ニオイ(体臭)は減点要素となる」と回答した人は88.9%となった。点数にすると、ニオイ(体臭)がキツイ相手の印象は「54.3点」の減点になることがわかった。

また、「ビジネスマン」として見た時、「くさい」と感じる人に対し、42.1%の人が「一緒に仕事をしたくない」、38.3%が「周囲への気遣いや配慮が足りないと思う」と考えていることもわかった。

同僚や上司がくさい場合の「ビジネスマン」としての評価について 資料:マンダム