サイボウズは、開発体制を強化するため、7月1日に、グランフロント大阪・ナレッジキャピタル(大阪府大阪市北区大深町地内)に開発拠点を開設すると発表した。

サイボウズは、2006年5月に大阪オフィスを開設済みだが、関西地域の販売支援を行う営業拠点でしかなく、開発機能は持っていなかった。大阪へのUターンを希望する社員の声がきっかけとなり、2011年から成長を続けるクラウド分野の開発体制強化を目指し、今回、拠点設立を決定した。

同拠点では、クラウド製品の開発を中心に行い、関西を中心に西日本地域における優秀なエンジニアの採用を進めていくほか、関西で働きたい学生や社会人のニーズ、さらには、関西方面出身の社員のUターンの希望にも応える。

今回、新設する拠点を入れ、サイボウズの製品開発は、東京、愛媛(松山)、大阪、上海、ベトナムの5拠点となり、エンジニアは勤務地に関わらずグループウェア上で常に情報共有しながら、場所や国を越えたチームワークで開発を行う。