デジタルアーツは、主要なファイルフォーマットの共有、管理、消去までを制御できる、企業・官公庁向けファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」において、オンプレミス版のエンタープライズサーバのデータベース対応を強化し、クライアントの処理速度をアップした「FinalCode」Ver.4.1を6月3日に提供開始すると発表した。
「FinalCode」は、RSA/AES256に準拠した暗号化技術を利用して、ファイルをパスワードレスで暗号化できるファイル暗号化・追跡ソリューション。ファイルの暗号化時に閲覧可能者と閲覧権限をファイル単位で設定する。さらに、ファイルが手元を離れた後でも、権限変更やファイルの消去ができる。
「FinalCode」Ver.4.1では、データベースサーバとして「Oracle Database 12c」「PostgreSQL 9.3」を追加。さらに、「FinalCode」が使用可能な対象アプリケーションの追加とクライアントの処理速度をアップさせた。
また、従業員の業務効率化や営業力強化のため、外出先でもメールチェックする機会が増えていることから、新たにiOS端末専用の無料ビュワーアプリ「FinalCode Reader」を提供する。これにより、外出先や海外出張等で業務上利用するiOS端末(iOS7対象)からそのファイルを閲覧することが可能になる。また、iOS端末にダウンロードされたPDFファイルは、送信者が管理画面を操作することで、リモートで削除できるほか、アプリの表示言語を日本語/英語から選択できる。