村田製作所は6月2日、9.0mm×9.0mmサイズの表面実装型圧電サウンダ「PKMCS0909E4000-R1」を開発したと発表した。
近年、普及が進むモバイル機器や家庭用ヘルスケア機器では、高機能化とともに小型・軽量化が進み、マンマシンインタフェースの1つとして搭載されている発音部品においても、より一層の小型・軽量化が求められている。
同製品は、独自の材料技術と高精度加工技術を応用することで、面積と重量を従来品より44%削減している。また、電圧駆動のため消費電力が小さくバッテリの長寿命化に貢献する。さらに、電気ノイズがないため、周辺回路への影響が少ないのが特徴となっている。動作・保存温度範囲は-40~+85℃。
なお、サンプル価格は80円。月産100万個体制で3月より量産を開始している。