Windows Internet Explorer 11 |
Microsoftは5月28日(米国時間)、「Internet Explorer Web Platform Status and Roadmap - status.modern.IE」の正式サービス開始を発表した。status.modern.IEはIEの各バージョンがサポートしているHTML5の機能についてまとめたページ。現在開発段階にある機能に関しても説明があり、IE12以降に登場が予想されるHTML5関連機能を知ることができる。
現段階でIE12以降に登場が予想されるHTML5関連機能は次のとおり。
- ゲームパッドAPI
- WebオーディオAPI
- セレクションAPI
- メディアキャプチャおよびストリーム機能
- HSTS(HTTP Strict Transport Security)
- HTTP/2.0
- WebGLインスタンスエクステンション
- mix-blend-mode
- クロスドメインフォントローディング
- ポインタロック(マウスロック)
- Arrow機能
- デフォルトパラメータ
- Restパラメータ
- for-ofなどのJavaScriptイテレータ
- シンボル
- 条件ルール機能
- DOM Level 3 XPath
- WebDriver
- SVG外部オブジェクト
- Media Queries Level 4
- ES6の新しいArray、Math、Number、String
- ES6オブジェクトリテラルエンハンスメント
- ES6 Promiseコンストラクタ
- コンテンツセキュリティポリシ
この一覧には現在実装するかどうかを検討しているHTML5の機能についても記載があるため、MicrosoftのIE開発チームがHTML5のどの機能に高い優先度を与えているかを知ることができる。IEはデスクトップ向けブラウザとしてはもっとも高いシェアを持っており、今後どの機能が優先的に実装されるのか知ることは開発の上でも有益といえる。