FIXERとトレンドマイクロは5月29日、Microsoft Azure上で稼働するサーバ向け総合セキュリティ対策製品の導入、運用サービスにおける協業開始を発表した。
この協業により、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」(以下、Deep Security)を、FIXERが提供するMicrosoft Azure(以下、Azure)のフルマネージドサービス「cloud.config」の新サービス「Deep Security provided by cloud.config」として提供する。
「Trend Micro Deep Security」は、物理・仮想・クラウドのそれぞれの環境におけるセキュリティ課題を解決する、総合サーバセキュリティソリューションで、ウイルス対策、ファイアウォールやIDS/IPS(仮想パッチ)、ファイルやレジストリの変更監視、セキュリティログ監視の機能を、一つの製品で実装する。
「cloud.config」は、FIXERが提供する、クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」の導入設計、運用、24時間365日サービスの運用要件に合わせて監視・保守を行うフルマネージドサービス。
「Deep Security provided by cloud.config」は、IPS/IDSを導入していないAzureユーザにむけた、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」を組み込んだパッケージサービスで、Agent側のセットアップからManager側のセットアップまで、システムのセキュリティポリシーに準じた、フルマネージドサービスとなる。
特徴として、Deep Securityマネージャ、Agentの運用・管理は、すべて「cloud.config」が担当するほかAgentのセットアップも「cloud.config」の専任担当者がチューニングを実施する。
なお、同サービスは、スクウェア・エニックスのスマートフォン向けゲーム「聖剣伝説 RISE of MANA」に採用された。