アドビ システムズのPhotoshopと言えば、さまざまな写真を加工によって美しく仕上げることができるソフト。そんなPhotoshopの威力をユーモアたっぷりに紹介した、同社の北欧支社が制作した"Photoshopドッキリ"ムービー「Photoshop Live - Street Retouch Prank」が人気を博している。

「Photoshop Live - Street Retouch Prank」は、再生回数2,000万回以上を突破した人気ムービー

このムービーは、2013年に開催されたイベント「Adobe Creative Day」のPRのために制作されたもの。とある街中のバス停に監視カメラを設置し、PhotoshopアーティストのErik Johansson氏がその近くに止めたワゴン車の中で待機。偶然訪れたバスを待つ人々を題材としてリアルタイムで即興レタッチを行い、バス停のデジタルサイネージにそれを映すという、いわゆる"ドッキリ"映像だ。

また、一部かいつまんで内容を紹介すると、バス停を偶然同時に訪れた男女の姿を切り抜いてケーキの画像の上に重ね、まるで互いにキスをしているかのような動きをさせてふたりを驚かす……などといった展開がみられる。デジタルサイネージを使っているため、加工中の様子も含め、まるでライブペインティングのように工程を見せている。その加工の腕の鮮やかさ、そして出来上がった作品のおちゃめさに、"ドッキリ"を仕掛けられた人たちも皆一様に笑顔になっていたのが印象的だ。ぜひ実際に動画を見て確かめてみてほしい。