キヤノンマーケティングジャパンは5月28日、ドキュメントスキャナ「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品5機種を6月2日より順次発売すると発表した。
「DR-M1060」はA3対応スキャナ。本体サイズはトレイを閉じた状態で424mm×246mm×120mmとコンパクトサイズを実現。カラー・モノクロともに毎分60枚(A4ヨコ、200dpi時)の高速スキャンを実現。前面給排紙(Uターンパス)および原稿分離機構「リタード方式」を採用し、普通紙から薄紙までさまざまな種類の原稿を効率的にスキャンできる。
A4対応の「DR-M160 II」は高い給紙性能が魅力。原稿に対して常に均一に力を加える方式の分離ローラーを採用するなどして、紙詰まりがしにくい仕様になっている。また、給紙時に原稿がうまく搬送されなかった場合に機能する「給紙リトライ機能」、重送を検知したときに原稿を給紙口まで戻す「分離リトライ機能」を搭載する。
「DR-C225W」は卓上タイプのA4対応スキャナ。原稿の排紙スペースを確保することなくスキャンできる「ラウンド・スキャン」機構を採用。コンパクトでありながら原稿台に最大30枚セット可能。スキャン速度は、両面で毎分25枚、50面の高速読み取りを実現した(A4タテ、200dpi時)。
「DR-P215 II」はスキャン速度と携帯性を兼ね備えたモデル。丸みを帯びた直方体のスタイリッシュな形状に、ブラックとガンメタリックのカラーリングを施した美しいデザインを採用。USBバスパワーによる電源駆動で、カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚をスキャンできる(PC側はUSB2.0端子、A4タテ、200dpi時)。
「DR-P208 II」は、本体サイズは312.5mm×56.5mm×40mm、重量が600gと今回発表されたモデルの中で最もコンパクト。バッグにスッポリと収まるサイズで、持ち運びでも苦になりづらい。USBパスパワーでの利用時にカラー毎分10枚(A4タテ、200dpi時)をスキャン可能。
価格はDR-M1060が29万8000円、DR-M160 IIが15万円、DR-C225W、DR-P215 II、DR-P208 IIがそれぞれオープンとなる。