SAS Institute Japanは5月28日、データ・ビジュアライゼーション・ツールの最新版「SAS Visual Analytics 6.4」の国内提供を開始した。

同製品は、インメモリ処理をベースとし、データソースの種類や容量にかかわらずデータを適切に処理し、すべての情報を分析して、複雑な課題に対する答えを迅速に導き出す。

BIの課題をもつ部門やワークグループのみにとどまらず、全社的な活用にも適しているほか、Microsoft Excelのヘビーユーザーにも最適な分析ツールとなっている。

最新版は、2012年3月の発売から5回目のバージョンアップとなり、実績のあるアナリティクス機能をはじめとした各種機能を大幅に強化した。

具体的には、「テキスト・マイニング機能により、顧客のコメントやTwitterのストリームを解析し、ビジネス機会の特定」「ワードクラウドやネットワーク・ダイアグラムによるビジュアライゼーション機能により、影響やトレンドの迅速な表示」「Cloudera、Greenplum、Hortonworks、Oracle、Teradataなど、17種類のデータソースにおける並列高速ローディング」が実現したほか、「iOS7/Androidデバイス向けモバイル機能により、外出時の利便性が向上した。