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Oracleは5月27日(米国時間)、「MySQL :: MySQL Fabric GA - Adding High Availability and/or Scaling to MySQL」において複数のMySQLサーバを管理するための新しいフレームワーム「MySQL Fabric」の一般提供を開始したと伝えた。このフレームワークを利用することで障害発生の自動検知と自動対処が可能になると説明がある。
「MySQL Fabric」を利用することでマスターおよびスレーブデータベースの自動切り替えが可能。マスターサーバに障害が発生した場合、MySQL Fabricはスレーブサーバのどれか1台をマスターサーバへ自動昇格させることができる。また、各サーバへのクエリロードバランシングなどを管理することも可能。
リレーショナルデータベースを使用して大規模なシステムを構築する場合、可用性とスケーラビリティを確保するために複数のデータベースを混在させての利用が必要になってくる。「MySQL Fabric」を使うことで複数台のMySQLサーバの統合管理、障害の自動検出と自動対処による高可能性の実現、高いスケーラビリティの確保などを実現できる。