カカクコムは消費増税と外食費に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は「食べログ」の登録ユーザーを対象として2014年4月4日~7日に実施したもので、1万1773人から回答を得たもので4月28日の発表では、消費税増税後の外食費について、34.7%の人が、「減らすつもり(もしくはすでに減らした)」などと回答している。今回公開されたのは、ライフスタイルと外食消費の傾向についてのレポート。

消費税増税による外食費の変化について(4月28日の前回発表資料より)

消費増税によって外食費を減らす意向を持っている層を、外食シーン別の1回当たりの支出額区分によって見ていくと、「1,000~3,000円未満層」と「5,000円~8,000円未満層」で差があることがわかったという。前者では同友人や会社同僚との外食において半数近くが削減意向を持っているに対し、後者では4人のうち3人が「特に変わらない」と回答し消費増税の影響をあまり意識していない結果となった。

外食シーンでの支出額による消費増税への意識(発表資料より)

発表では、TwitterやFacebookなどで情報発信を行っている「SNS積極活用派(3484人)」と、それ以外の回答(8289人)の回答を比較すると、前者の方が外食やグルメへのこだわりがより強い傾向となった。

SNS積極活用派はグルメへの感度の回答が15ポイント以上の高い結果に(発表資料より)