パイプドビッツは、6月1日付で本社内に「オムニチャネル実践研究所」を設立することを発表した。

オムニチャネルは「すべての(オムニ)顧客接点(チャネル)」という意味の用語で、実店舗、Webサイト、ソーシャルメディアといったさまざまな販売チャネルを統合してサービス提供を行う戦略を指す。

同社は情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供してきたが、このほど設立するオムニチャネル実践研究所では、オムニチャネル化による優位性を掲げて企業のサポートを実践的に担いながら、オムニチャネルに関する課題を解消するための研究を進める。同社のこれまでのノウハウを活用して、顧客とともにオムニチャネル施策を実践・検証していくという。

同研究所では多くの企業が重視している会員獲得を軸に、システム提供やWebマーケティングサポート、事務局代行等の運営支援など、会員の獲得から運用、分析、施策投入、そして新たな会員獲得へと繋がるサイクルをワンストップで提供する。

また将来的には、研究所の実績データをもとに指標や手順を公開し、幅広い業界でのオムニチャネル化を促進するとしている。