UNITED STATES COMPUTER EMERGENCY READINESS TEAM |
US-CERTは5月22日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates for Safari|US-CERT」においてSafariに複数のセキュリティ脆弱性が存在すると伝えた。このセキュリティ脆弱性を利用されるとリモートの攻撃者によって任意のコードが実行される危険性がある。すでにこのセキュリティ脆弱性を修正したバージョンが公開されているため、修正が実施された最新版へアップデートすることが推奨されている。
セキュリティ脆弱性が修正されたバージョンは「Safari 7.0.4」および「Safari 6.1.4」の2つ。それぞれ次のMac OS X向けに提供されている。
- Mac OS X Lion バージョン10.7.5
- Mac OS X Lion Server バージョン10.7.5
- Mac OS X Mountain Lion バージョン10.8.5
- Mac OS X Mavericks バージョン10.9.3
Mac OS XのApp Storeやソフトウェアアップデート機能などを通じて最新バージョンへアップデートすることが推奨される。ブラウザのセキュリティ脆弱性はマルウェアへの感染やフィッシング詐欺などへ繋がりやすく、こうした被害にあわないためにも常に最新の状態にアップデートすることが推奨されている。