GMOリサーチは5月23日、インターネット調査に必要な機能を一元化したDIY型リサーチシステム「GMO Market Observer」の提供を開始した。

「GMO Market Observer」は、インターネット調査に関する一連の作業をひとつのインタフェースで操作・実行できるDIY型リサーチシステム。

従来のDIY型リサーチシステムでは、消費者へのアンケート回答依頼や回収、集計・分析といった工程ごとに使用する機能や操作方法が異なる上、操作にはプログラミングのスキルが必要だった。「GMO Market Observer」は、異なる工程で共通のインタフェースを利用することが可能で、操作性もシンプルであるため、従来あった手間を軽減することができる。

同システムは、パネルソース(モニターの会員組織)の検索から調査対象者を抽出してアンケートを依頼することができる。パネルソースには、同社の保有する990万人の消費者パネル「Asia Cloud panel」に加え、システム利用企業の会員リストも取り込める。

システム利用料金は1ヵ月10万円~の月額固定プランと、1回答60円の従量プランがある。パネル利用料金は国内調査30問1000サンプルの場合で24万8000円となっている(価格はいずれも税別)。