Vmware Workstationチームは5月21日(米国時間)、「VMware Workstation Technology Preview May 2014|VMware Workstation Zealot - VMware Blogs」において、VMware Workstationの次期メジャーアップグレードバージョンになるとみられる「VMware Workstation 11」へ向けたテクノロジープレビュー版の一般公開を開始したと伝えた。VMware WorkstationはWindows向けの仮想化ソフトウェア。テクノロジープレビュー版では仮想化エンジンのコア部分が変更されているほか、いくつもの新機能が追加されている。
次期メジャーアップグレードバージョンへ向けたVMware Workstationテクノロジープレビュー版の主な変更点は次のとおり。
- Windows 8ユニティモードの改善
- EFIを有効にした仮想マシンの作成およびブート機能の提供
- ゲストオペレーティングシステムのサポートアップデート(最新版のWindows、Ubuntu、Fedora、Red Hat Enterprise Linux、OpenSUSEに対応)
- CPUサポートの改善(VMware Hardware Version 11)
- USB 3.0コントローラのアップグレード(VMware Hardware Version 11)
- 仮想マシンごとにグラフィックメモリに割り当てるメモリ量を設定できるように変更
テクノロジープレビュー版は「Community: VMware Workstation Technology Previe...|VMware Communities」よりダウンロード可能。VMware Workstationチームではより多くのユーザにテクノロジープレビュー版を試してもらい製品の改善へつなげていきたいとしている。