アプリックスIPホールディングスは5月20日、異なる通信方式に対応したBluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)の通信モジュールを2つ搭載したBeaconを開発したと発表した。
現在、Beaconに求められている仕様を満し、センサー情報取得や電子認証に対応するためには、異なる2つのBluetooth Smartの方式で同時に通信する必要がある。
同社では、Bluetooth Smartの通信モジュールを2つ搭載し、異なる2つの方式で同時に通信しながら、連携して1つのBeaconとして動作するアーキテクチャを開発した。
発表によれば、通信モジュールを2つ搭載したBeaconは世界初(同社2014年5月調べ)であるという。なお、2つの通信モジュールが連携するアーキテクチャや、秘密鍵を使った電子認証方式などの技術的な詳細仕様は、最初の製品を発表する際に公表する予定。