データ・アプリケーション(DAL)は5月20日、EDI(電子データ交換)パッケージ・ソフトウェア「ACMSシリーズ」の最新版(バージョン4.1)を30日より販売すると発表した。

最新バージョンが公開された製品は、企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」と、企業間のデータ連携を行う環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMSB2B」。

ACMSシリーズの最新版は、OFTP2(Odette File Transfer Protocol 2)に準拠した通信機能を実装。同プロトコルを制定した欧州自動車標準化団体ODETTE(Organization for data exchange by Tele Transmission in Europe)による相互運用試験「OFTP2 Software Interoperability Testing」に合格し、OFTP2準拠ソフトウェアとして正式認定されている。

バージョン4.1ではODETTE OFTP2準拠の通信機能以外に、ZIP形式のデータ圧縮とデータ解凍機能をJOBステップに追加した。また、SFTPサーバ証明書取得コマンドの追加や、新たな稼働環境のサポート(Oracle 12c、PostgreSQL 9.3、Microsoft Internet Explorer バージョン 11)などが行なわれている。

ACMSシリーズ最新版の販売価格は従来のバージョンと変わらず、「ACMS E2X 4.1」が150万円(税別)~、「ACMS B2B 4.1」が100万円(税別)~で、OFTP2手順(OFTP2準拠の通信機能)はオプションで50万円~となっている。