ホンダとゼネラル・エレクトリック(GE(による折半出資子会社であるGE Hondaエアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines)は5月19日、量産型のターボファンエンジン「HF120」をホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company(に出荷したと発表した。
これは、GE Hondaにとって、初めての量産エンジン出荷となる。
HF120は、2013年12月13日に米国連邦航空局(FAA(より連邦航空規則のPart33が定める型式証明を取得している。
技術的な特徴としては、「先進空力設計技術を盛り込んだ一体型ファンローターと、カーボンコンポジット製の軽量ガイドベーン」「高い圧縮比と操作性を両立する耐熱チタン製の遠心圧縮機ローター」「コンパクトなリバースフロー方式の燃焼器とシンプルなエアブラスト式1ステージ燃料噴射ノズル」「最先端高温材料を使用した高圧・低圧タービンと空力性能を向上させたカウンターローテーティング2軸システム」がある。