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Rubyコミュニティは5月16日(米国時間)、「Ruby 1.9.3-p547 Released」においてRuby 1.9.3系の最新版となる「Ruby 1.9.3-p547」を公開したと伝えた。「Ruby 1.9.3-p547」ではRuby 1.9.3-p545で発生していた古いOpenSSLを使った場合に発生する問題が修正されている。これはUbuntu 10.04 LTSといった環境でOpenSSLを利用するようなケースで問題となる。修正されたバージョンはそれぞれ次のURLからダウンロード可能。
- http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.3-p547.tar.bz2
- http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.3-p547.tar.gz
- http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.3-p547.zip
Ruby 1.9.3系はすでにセキュリティメンテナンスフェーズに入っており、基本的にセキュリティ脆弱性の修正のみが実施されることになっている。今回はリグレッションバグへの対応となった。リグレッションバグであったとしてもそれがクリティカルであると判断された場合にはセキュリティメンテナンスフェーズであってもリリースが実施されると説明がある。