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US-CERTは5月16日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates for OS X and iTunes|US-CERT」においてAppleのプロダクトに複数のセキュリティ脆弱性が存在しており、これらセキュリティ脆弱性を利用されると攻撃者によって任意のコードが実行されるほか、影響を受けたシステムの制御権を奪われる危険性、またはWebサイトの証明書情報などが取得される恐れがあると伝えた。
セキュリティ脆弱性が存在していると説明されているプロダクトおよびそのバージョンは次のとおり。
- Mac OS X Mavericks 10.9から10.9.2までのバージョン
- Windows 8、7、Vista、XP SP3で動作するiTunes 11.2よりも前のバージョンのiTunes
セキュリティ脆弱性が修正されたバージョンは次のとおり。
- Mac OS X Mavericks 10.9.3
- iTunes 11.2 for Windows 8、7、Vista、XP SP3
すでにセキュリティ脆弱性が修正されたバージョンが提供されていることから、該当するプロダクトの該当するバージョンを利用している場合には迅速にアップデートを適用することが推奨される。