NECは5月16日、店舗やオフィス設置などに最適で従来機比筐体容積を43%削減したコンパクトなタワー型と、ラック型の「iStorage NSシリーズ」NAS製品2機種を、同日から販売開始すると発表した。

「iStorage NS300Te」

タワー型の「iStorage NS300Te」は、タワー型の筐体を一新し、新たなマザーボート設計で従来機と比較して筐体容積を43%、設置面積を31%削減した。

ディスクの二重化、オプションでの電源の冗長化も可能で、重要な顧客情報や販売データなどを持つ店舗やオフィスで、コンパクト設計を活かし、机の下など目立たない場所などへの設置ができるほか、また、防塵フィルタオプションも選択できる。

また、ハードディスクの搭載容量をタワー型「iStorage NS300Te」は従来機比2倍の最大16TB、ラック型「iStorage NS500Re」は従来機比約1.3倍の最大24TBに向上。

そのほか、 タワー型「iStorage NS300Te」はIntel Pentium Processor G3220や新しいマザーボード、Windows Server 2012 R2の採用により、従来モデルから読み込みや書き込みの処理性能を最大44%向上させた。

また、ラック型「iStorage NS500Re」はIntel Xeon E5-2430v2を搭載し、バックアップにかかる時間を従来機比最大21%短縮した。

主な仕様として、「iStorage NS300Te」は、CPUがIntel Pentium Processor G3220、メモリの搭載容量(最大)が32GB(4×8GB) 、外形寸法がW175×D472×H367mm、質量が14.4kg。

「iStorage NS500Re」は、CPUがIntel Xeon E5-2430v2、メモリの搭載容量(最大)がRegistered DIMM : 384GB、外形寸法がW448.4×D696.3×H87.4mm、質量が22kg。

価格は、「iStorage NS300Te」が42万8,000円(税別)～、「iStorage NS500Re」が75万8,000円(税別)～となっている。