Texas Instruments(TI)は、フロントライト向けの2チャネルのスイッチングLEDドライバ製品「TPS92630-Q1」と、単一LEDの短絡検出機能を内蔵した複数のテールライト向け製品「TPS92602-Q1」を発表した。

2製品ともに、ハイサイド(高電圧側)の電流センス回路による調光機能と、PWM(パルス幅)変調による調光機能の両方を内蔵したほか、診断や温度管理などの保護機能をフルに搭載していることから、諸外国の異なる交通規則に適合する、柔軟な照明システムの設計が可能だという。

なお、2製品ともにすでに量産出荷を開始しており、TPS92630-Q1は1000個受注時の単価が0.90ドル(参考価格)、TPS92602-Q1は1000個受注時の単価が3.00ドル(参考価格)となっているほか、2製品用のSPICEモデルも供給中だという。またEVM(評価モジュール)も供給中だという。