米アドビ システムズは14日、デジタル広告管理ソリューション「Adobe Media Manager」の最新版を発表した。今回発表された新機能は、同日より提供が開始されている。
「Adobe Media Manager」にこのたび追加されたのは、最新のアルゴリズムによる予測モデル機能の追加。これにより、デスクトップとモバイル両方のデバイスで投資効果を確認可能となり、検索連動型広告、ソーシャル広告、ディスプレイ広告の各チャネルを横断する形で、広告キャンペーンの効果を正確に予測・最適化し、クロスチャネルキャンペーンのパフォーマンスを最大25パーセント向上することが可能となった(同社調べ)。ユーザーインタフェースも一新し、シンプルなキャンペーン管理機能、データの視覚化、すばやくキャンペーンを調整するコントロール機能によって、マーケターの効率を向上させる。
また、「Adobe Marketing Cloud」との連携により、データ管理機能、コラボレーションツール、シングルサインオン機能、タグ管理機能、シームレスなセグメント共有機能が利用可能となり、Adobe Media Managerの機能がさらに強化される。なお、同社広告ソリューション担当シニアディレクターのジャスティン メリケル(Justin Merickel)は、「(同ソリューションを用いることで)、お客様は、ビッグデータを活用することにより、キャンペーンの成果を正確に予測し、投資効果(ROI)を最大限に向上することができます」とコメントしている。