日本科学未来館は5月13日、7月2日から10月5日までの期間において企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」を開催すると発表した。
トイレは老若男女関係なく、日常生活から地球環境にいたるまで、あらゆる側面で人々の「生きること」と関わっている。しかし、今、世界で約25億人がトイレを使えない環境にあるという。また、2100年には地球の総人口は100億人を超えると予測されており、そうしたトイレが使えない環境に陥る人が増える可能性もある。同企画展では、そうした中、一人ひとりにとっての「幸せなトイレ」とはどのようなものかをオープンかつ愉快に語り合ってもらうことを目的に開催されるもので、これまで大きな声で語られることのなかった「トイレ」という存在を軸に、子供から大人までが学び、楽しめる内容を提供。夏休みの自由研究としても活用してもらえれば、としている。
会場は8つのエリアに分かれる予定で、うんちやトイレのキャラクターのナビゲートのもと、匂いや形などの身近な話から、下水処理や地球の環境問題まで、大きなスケールの話まで楽しみながら学べる内容となっているほか、粘土や滑り台を活用した体験型の展示も用意されるという。
また、展示のプロローグとエピローグは放送作家の鈴木おさむ氏がプロデュースを担当するという。
なお開催期間は上述のとおり7月2日~10月5日、開催時間は10時~17時(入館は閉館時間の30分前)だが、8月13日~17日のお盆期間は20時まで開催を延長する予定(休館日は火曜日。ただし、祝日と夏休み期間中は開館)。入場料は大人1200円、18歳以下600円(土曜日は18歳以下は500円)、お盆期間中の16時30分以降の入館の場合、お盆限定ナイト券(大人600円、18歳以下300円)の購入が可能。前売り券は5月17日より、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、フジテレビダイレクトにて販売を開始。こちらの価格は7月1日まで大人960円、18歳以下480円(土曜は400円)となっているほか、前売り券購入者には非売品の数量限定グッズの「うんちチェックシート付きクリアファイル」がプレゼントされるという。