近藤科学(KONDO)は5月13日、ロボット標準サーボ「KRS-2552RHV」をハイパワー化させた「KRS-2572HV」を5月末より発売することを発表した。

同製品は、新型のコアレスモータを採用し、コンパクトながら最大トルク25.0kgf・cmを実現。ギヤも全段メタルギヤに変更し、従来より耐久性を向上させたという。

また、通信仕様はICS3.5でシリアル、PWMともに使用できるほか、「KRS-2552RHV」および「KRS-2542HV」とケースは同寸法であり、ロボットのパーツを取り換えることなく無加工で交換することが可能。特に「KHR-3HV」の足サーボを交換することで、安定性が向上することからお勧めだと同社では説明している。

なおスペック(11.1V時、静止状態)は以下の通り。価格はオープン価格ながら、参考価格は1万1000円(税別)としている。

  • 最大トルク:25.0kgf・cm
  • 最高スピード:0.13s/60°
  • 寸法:41mm×21mm×30.5mm(突起部除く)
  • 重量:47.7g(透過タイプボトムケースの場合は47g)
  • 最大動作角度:270°
  • ギヤ種類:全段メタルギヤ
  • ケース材質:ガラス入り樹脂
  • ギヤ比:309.11:1
  • 電源電圧:HV仕様(9V~12V)
  • 通信規格:ICS3.5(シリアル/PWM選択式)
  • 通信速度:115200/625000/1250000bps
  • 初期設定:ID0/BR115200
  • 信号レベル:TTL
  • 回転モード:可

「KRS-2572HV」の外観