SCSKは5月13日、「Google Play」や「App Store」を利用せず、企業に所属する管理者が業務向けモバイルアプリケーションの運用管理を企業内で実現し、モバイルアプリケーションを任意のタイミングでAndroidおよびiOS向けに一度に配信することが可能なモバイルアプリケーション管理環境「Appsnaut(アップスノート)」を、5月13日から提供開始すると発表した。
「App Store」や「Google Play」のようなモバイル向けポータルを企業向け専用に提供し、企業独自のデザインへの変更や独自ポートレットの埋め込みなども可能。また、ログイン認証やクライアント証明書インストール機能も提供し、セキュリティレベルを高めている。
パブリックな配信サービスでは実現できなかった、グループ別やユーザー別、デバイス別にアプリケーションの配信や、管理者から各種お知らせ(システム緊急停止など)を外出先や遠隔地の社員に一斉に送信できメッセージ通知なども可能。
アプリケーション・コンテンツの配信および更新は、アプリケーションやさまざまなファイル(PDF、動画、ワード、エクセルなど)を公開範囲を限定して、配信時間を設定のうえ配信することができ、同時にユーザーデバイスへの通知も行える。デバイスサイズやOSのバージョンが混在していても配信可能だという。
また、アプリケーションに対するユーザーの評価、全社・グループ別にアプリケーションの利用状況を集計・分析することもできる。
なお、機能の実現には、AppleやGoogleが提供するAPIを利用している。価格は、500,000円(20ユーザー)から。