富士重工業(スバル)は5月12日、「スバル トレジア」に燃費性能の向上と内外装のリフレッシュを図る改良を施し、2014年5月30日より発売すると発表した。
今回の改良では新開発の1.3Lエンジンを搭載。同エンジンはアトキンソンサイクル方式を採用し、燃焼効率を高めることなどで11%の燃費向上を達成しているほか、バルブタイミングの最適化および新開発のエキゾーストマニホールドの採用により、出力も向上させ、キビキビとした走りと優れた燃費性能の両立が図られたという。
また、インテリアは、フロントドアガラスにスーパーUVカット+IRカット機能付ガラスを採用することで、肌への負担を和らげるほか、夏場の室内温度上昇を抑えることを可能とした。さらに、センターパネルを質感の高いピアノブラック調に変更し、メーターフードからダッシュボード周りを統一感のあるデザインに変更したとする。
このほか、エクステリアには、スバル統一モチーフであるヘキサゴングリルとハニカムメッシュデザインの新造形フロントグリルが採用されたほか、安全面として、緊急ブレーキシグナルを全車標準装備とし、予防安全の強化が図られたという。