ソリトンシステムズは5月9日、同社のPC操作ログソフトウェア「InfoTrace PLUS」が、Windowsストアアプリの操作ログ取得に対応するなど、サイバー攻撃対策を強化した新版を、同日より販売開始すると発表した。

今回、同社の独自技術により、InfoTrace PLUS V3.2.9は、Windows 8/8.1のストアアプリの操作ログも取得できるようになった。OSのカーネルレベルでの記録を実現しているため、ユーザーが勝手にログ取得を回避する恐れもないという。

PC操作ログ基本機能として、ファイル操作(Read/Write/Copy/Rename等)、ファイル読み・書き量(バイト数)、印刷ファイル名・ファイルパス、セーフモードでの起動や電源オン・オフ、リモート接続(RDP)でのPC操作などを記録する。

Windowsストアアプリにおけるクリップボードのログ (Skypeで"機密情報"という文字列をクリップボードに保存した場合のログ例)

取得したログは暗号化、改竄防止を実施。ログサーバーにも暗号化通信で送付できる。

価格(年間サポート・税別)は、InfoTrace PLUS サーバーパックが100万円、PCインストールライセンス(ボリュームディスカウント有り)、機能選択版(PC操作ログ機能のみ)が3,000円、オールインワン版(PC操作ログ+総合セキュリティ対策)が1万7,000円/PC。