富士通は、SSDを採用したオールフラッシュアレイ「FUJITSU Storage ETERNUS DX200F」(以下、「ETERNUS DX200F」)を全世界で5月8日より順次販売開始すると発表した。提供開始時期は6月20日を予定している。

「FUJITSU Storage ETERNUS DX200F」

「ETERNUS DX200F」は、毎秒12ギガビットの転送能力を持つSASインタフェースを採用したことで、I/O負荷が高い環境においても0.5ミリ秒という低いレイテンシを実現。さらに、2013年11月6日に提供開始したストレージ基盤ソフトウェア「FUJITSU Storage ETERNUS SF 16」との組み合わせにより、「ETERNUS DX200F」や「ETERNUS DX series」などが混在する環境においても、導入設定から構成・性能・障害管理を統一されたビューで一元管理でき、業務の優先度に応じたリソース割り当ての自動化を可能とする。

また、ディスクのみで構成した「ETERNUS DX200 S3」と比較すると、消費電力を90%、設置スペースを最大50%削減できる。

さらに、シン・プロビジョニング機能を標準でサポートしているため、搭載しているSSDの物理容量にかかわらず、仮想的に利用可能な容量を設定可能。これにより、実データ量の増加にあわせて物理ドライブを追加し対応していくため、容量設計を不要とし、ストレージのリソースにおける利用効率の向上や投資の最適化を図ることができる。

最小構成標準価格(税別)は1,106万円から。