Japan Vulnerability Notes

JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center、JPCERT/CC)は5月7日、「Japan Vulnerability Notes(JVN)」に掲載した記事「JVNVU#92280347: Internet Explorer に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性」においてIEに存在するセキュリティ脆弱性に関する情報をアップデートした。ベンダが同セキュリティ脆弱性に対するアップデートの提供を開始したとしており、提供されている情報にしたがってアップデートを実施することを推奨している。

セキュリティ脆弱性の影響を受けるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Internet Explorer 6~11

脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)では本セキュリティ脆弱性を「緊急」と位置づけており、可能な限り迅速に対処することが推奨される。4月以降、さまざまな種類の重要度の高いソフトウェアにおいて影響力の広いセキュリティ脆弱性が相次いで発見されており、ソフトウェアを適切にアップデートし続けることが重要になっている。