The OpenBSD project produces a FREE, multi-platform 4.4BSD-based UNIX-like operating system.

OpenBSDプロジェクトは5月1日(カナダ時間)、「OpenBSD 5.5」においてOpenBSDの最新版となる「OpenBSD 5.5」を公開したと伝えた。i386版、amd64版、macppc版、sparc版、sparc64版、vax版などが提供されているほか、alpha版、armish版、beagle版、aviion版、hp300版、hppa版、landisk版、loongson版、luna88k版、mvme68k版、mvme88k版、octeon版、sgi版、zaurus版なども用意されている。インストーラや成果物はHTTPサーバやFTPサーバ経由でダウンロード可能。

「OpenBSD 5.5」ではパッケージに暗号化された署名を利用する機能が追加された。署名の作成などにはsignify(1)ユーティリティが使われており、インストール時に自動的に検証作業が実施されるようになっている。デバイスドライバの追加やアップデートなども実施されており、特にVMwareなどで利用される仮想環境向けのデバイスドライバが導入された点が注目される。

OpenBSDは特にセキュリティに関連する機能の開発に注力しており、高いセキュリティが求められるネットワークやシステムを構築するケースなどで採用されることが多い。OpenSSLといったサードパーティ製ソフトウェアも導入されているが、パッチを適用するなど改善を加えて利用されている。