pfSense is a customized distribution of FreeBSD tailored for use as a firewall and router.

pfSenseプロジェクトは5月2日(米国時間)、「pfSense Digest ≫ 2.1.3 RELEASE Now Available」においてセキュリティ修正を目的としたpfSenseの最新版「pfSense 2.1.3」を公開したと伝えた。pfSenseはファイアウォール/ルータソリューション。pfSenseは比較的リリース間隔が長い傾向があるが、今回は緊急度の高いセキュリティ脆弱性に対応する目的でpfSense 2.1.2が最近リリースされたにもかかわらず新しいリリースを実施したとしている。

「pfSense 2.1.3」で修正されたセキュリティ脆弱性は次のとおり。

ただし、pfSenseにおけるこれらセキュリティ脆弱性の影響はもともとかなり少ないとしている。TCPスタックにおけるセキュリティ脆弱性に関してはpfSenseがデフォルトで設定しているファイアウォール設定で対策をとっているほか、OpenSSLのセキュリティ脆弱性もpfSenseではデフォルトでは利用していない機能であるため影響を受けないと説明がある。