DeNA子会社のペイジェントは4月30日、スタンドファームと業務提携し、BtoB向けクレジットカード決済サービスの提供を今夏より開始すると発表した。ペイジェントのクレジットカード決済機能と、スタンドファームのクラウド型請求書管理サービス「Misoca」の見積・納品・請求書などの管理サービスを併せ持つサービスとなる。
このサービスにより、企業間の決済取引がオンライン上で一本化できる。料金を請求する側の企業は、請求書のメール発行や入金管理の効率化および統一化が可能となる一方、取引先の企業はクレジットカードで決済を行うため、365日24時間支払い可能で、入金の手間や手数料の軽減が期待できる。
スタンドファームのMisocaは、オンライン上で請求書の作成や管理、発送ができるサービス。登録費用・月額利用料は0円から利用できるという特徴があり、2月時点で、1万以上の事業者が登録している。
ペイジェントは、DeNAと三菱UFJニコスの共同出資子会社で、ECサイトに対し、オンライン決済代行サービスを販売している。今回の提携では、クレジットカード決済機能を提供。対応するクレジットカードは、VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Clubの国際5ブランドとなる。