博報堂は4月30日、多種多様なエクストリーム生活者とのネットワークを持ち、本質を熟知するコミュニティ運営会社7社と新たに提携し、イノベーション支援プログラム「エクストリーム生活者共創ネットワーク&プログラム HAKUHODO CRE-W」を開発、同日よりサービスを開始したと発表した。

これまで同社は、博報堂MROC「アイデアパーク」やVOICE VISIONβ版(現在はVOICE VISIONとして事業会社化)等、生活者を価値共創パートナーと捉え、社会課題やマーケティング課題を生活者と共に解決策を導きだすサービスを開発、提供してきた。

今回提携するコミュニティ運営会社は、NPO法人CANVAS、グラフィティ、自遊人、ものづくり学校(IID 世田谷ものづくり学校)、ENC、トリニティ、ロフトワークの7社。

今回開発したプログラム「CRE-W」では、特に高い生活感度と創造力を持つエクストリーム生活者に着目し、「生活体験」を元にアイデア創発を行う。

CRE-W プログラムのプロセス(エクストリーム生活者コミュニティに飛び込んで、生活者と刺激・触発し合いながら、双方のクリエイティビティを最大限引き出して、未来の生活体験を探しだす共創プロセス「生活体験クエスト」)

また、コミュニティ社7社と提携したことで、企業が抱える課題やニーズに応える最適なコミュニティ選定(共創パートナー選定)が可能となる。

コミュニティ内にはさまざまな事業に関わるプロフェッショナル(デザイナー・編集者・研究者・マーケッター等)も多く、具体的なアクションの実施も可能となっている。